考えるカンガルブログ

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カンガルー的、名曲紹介その②

 

こんばんは。考えるカンガルーです。

 

 

 

今日はカンガルーが今まで出会ってきた中でも最高だった音楽!カンガルー的名曲でしょ!!そのを紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 ①:『Sade』(シャーデー)より『KISS OF LIFE』です。

イギリスのバンドで1984年結成。ボーカルのシャーデーアデュがとにかく美しく、その姿・ハスキーで甘いボイスに魅了される方も多いのではないでしょうか。(カンガルーもその一人です)

 

バンド名がボーカリストシャーデーの名前そのものなので彼女のソロなのかな?と思ってしまいそうですが、ボーカル(Sade Adu)・ベース(Paul Spencer Denman)・キーボード(Andrew Hale)・ギター&サックス(Stuart Matthewman )の4人が正式メンバーなのでソロではなくきちんとバンドです。

このメンバーも現在まで一度も変わることなく続いているので、さすがバンドとしてとてもまとまっていて自分たちの方向性・サウンドが色濃く確立されているといえます。

 

 

またボーカル、アデュはこのバンド『SADE』を結成するまではファッションデザイナーだったそうで、これまたLIVEなどでの衣装は非常にかっこよく、洗練された大人のドレスを着こなしてダンスしながら歌うシャーデーは女王のように美しいです。

ここまでムーディーで心地のいい曲は個人的にはなかなか無く、聴くたびに幸せな気持ちにしてくれ、この曲に出会えたことをただただうれしく思い一緒に聴いている大切な人へ感謝する気持ちに溢れる思いにさせてくれるような曲です。

 是非LIVE版でどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②↓下のアルバムのジャケットを見たことがある方も多いのではないでしょうか?

 

 

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Donny Hathaway(ダニーハサウェイ)より曲は『Little ghetto boy』です。

ダニーハサウェイは1970年代前半から活躍したアメリカの黒人シンガーです。

とくに有名なのは1972年にソロで発表したライブアルバム『LIVE』は圧倒的な臨場感と観客との一体感で、これも

 

 

 

www.kangaeru-kangaru.com

 

↑ ↑ ↑ ↑ で紹介したマリーナショウ同様、歴史に残る名盤といっていい程、数々の名盤レコードブックでも紹介されている名盤中の名盤です。

 

そのダニーハサウェイの歌声は個人的には男性ボーカリストでは最も好きな部類で、ヴィブラートのかけかたや突き抜けるような高音の唄い方、メロウで独自な低音部分の唄い方、胸を打つ歌詞などとてもかっこよく、ダニーハサウェイに影響を受けたアーティストは数多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

わたしは邦楽はほとんどききませんし、あくまで予想ですが平井堅もそんなダニーに影響を受けた一人なのでは?と思うくらい唄い方や声の出し方がよく似ています。

 

そしてこのアルバムのもう一つのすごいところは参加しているベーシスト『ウィリーウィークス』が25歳(26歳かも)ということです。

 

25歳というと別にそこまで驚くことではないのでは?と思うかもしれませんが、このアルバムを聴くととても25歳の青年がベースを弾いているとは思えな程、うねる様なグルーヴィで太く、とくに『Little ghetto boy』では歌心に溢れた天才的ベースを聴かせてくれます。唄うベースとはこの事だ!

 

カンガルーがこれを初めて聞いたとき衝撃を受け、今尚受け続けモータウンベースを練習しようと思った最初のきっかけになったアルバムです。

普段ベースという楽器の音を意識して聞いたことがない方も、ぜひこのウィリーウィークスの演奏するベースを聴いてみてください。

そこには、この頃まだ無名だったウィリーウィークスにとって名前が知れ渡るきっかけになるこの演奏に、日々血の滲むような努力を想像させ、その才能と情熱を存分に発揮した演奏を聴かせてくれます。

 

 

 

この曲は当時まだ人種差別、黒人差別が激しかった頃のアメリカで黒人が居住区とされていたスラム街『ghetto』に住む少年の行く末を唄ったメッセージ性の強い唄で、特に歌詞の

 

Little ghetto boy
ゲットーの少年よ
You already know how rough life can be
君はもう知っているはずなんだ 人生がどんなにつらいものかということを
'Cause you've seen so much pain and misery
だって君はあまりにも多くの痛みや苦悩を見てきたのだから

Little ghetto boy
ゲットーの少年よ
Your daddy was blown away
君のお父さんは撃ち殺されたんだよ
He robbed that grocery store
あの食料品店を襲ってね
Don't you know that was a sad, sad old day?
そんなにも悲しい 悲しい日々があったことを君は知っているよね?

 

 

という部分に現地の生々しさが伝わってきて涙する。とても胸を打つ歌詞だと思う。

 

 

 

是非この曲だけではなくアルバム・ダニーハサウェイ『LIVE』、それをきっかけにダニーハサウェイのほかのアルバムもお勧めなのでこのブログをきっかけに聞いていただけたら幸いです。

 

考えるカンガルーでした。それではおやすみなさい。

 

 

 

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