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カンガルー的名曲紹介⑦Patrice Rushen

こんばんは☆

 

 

考えるカンガルーです。

 

 

カンガルー的に名曲でしょ!と思う曲を紹介します。

 

今日は『Patrice Rushenパトリース・ラッシェン)』という人の名曲をいくつかピックアップします。

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パトリースラッシェンはJAZZ・フュージョン畑からR&Bにやってきたシンガーで、キーボーディスト&シンガーソングライターでもあります。

 

唄って、鍵盤が弾けて、尚且つ曲も作れるなんてすばらしいですね。

 

そしてこの人の作る曲がいいんだまたこれが( ^)o(^ )

ピアノに関して6歳の頃にはすごい腕前になっていてかなりの噂になる程だったそうですし、リーリトナーやデイブグルーシンとフュージョン界を作り上げてきた人でもありますし、映画音楽やジャネットジャクソンのプロデュースなど、など、活動は多岐に渡ります。

つまり完璧に実力派という事です。

 

 

 

アルバムも10枚以上とかなりの枚数が出ていますが、一番売れたのは1982

年リリースのアルバム『Straight From the Heart』に収録されている『Forget Me Nots』だと思います。

 

シンセとパトリースの囁くような歌声が印象的でとてもカッコイイです!

ベーシストはフレディワシントンJrで、使用しているプレシジョンベースのベリンベリンな音色がかなり耳に残りますね。通常音楽をやっていない人からしたらベースの音を意識して聞くことがないと思うので、ベースの音と言われてもなんとなく『ボンボ~ン』っていう感じで響いてる印象だと思うんですよね。

 

でもこのフレディワシントンのベースは一音一音がとてもはっきりしていて、ある程度どなたでも聞き取ることが出来ると思います。でも曲の邪魔にならない、というかむしろこのベースラインじゃないとこの曲はダメなくらいピッタリなベースラインです。

こんなに主張しているようで邪魔にならないベースも唯一無二ですね♪

 

 

 

 

 

 

 

同アルバムに収録されている『Remind Me』は、このコード進行、エレキピアノ、ドラムのリズム、ボトムラインを支えるベース、スローテンポの組み合わせのメロウチューンがこの後定番になっていき、その後の90年代のヒップホップ、R&Bシーンで沢山サンプリングされ大きな影響を与えている曲です。

 

 

 

 

 

 

 

 同じく同アルバム収録の『 I Was Tired Of Being Alone』です。

 

 

ギタリスト 『Paul jackson Jr』 のお得意手癖フレーズから始まるイントロはもう聞くだけで笑っちゃいます。笑

 

いえ、なにが笑っちゃうかって、、馬鹿にしているわけでは無くて、好きなんですよこのギタリストが笑

 

すごく好きでしてね。一時期、この人が参加している膨大な数のアルバムを調べ上げて買いあさりました。

 

どんなパートでもいいんですが、一人の演奏家を聴きまくると気が付くんですが、その人にしかない癖のようなメロディ、その人を象徴するようなメロディがあるんですよ。

 

これをわかりやすく日常会話で例えると、皆さん普段仲のいい人や家族、友達、恋人と会話をするときに、相手の口癖ってありませんか?

 

例えば

 

会話の合間に『ちなみに』といって話をつなげることが多い人や、

普通の話をしてるんだけど『変な話だけど~』といって話し始めるのが癖だったり、

疑っていないけど相づちとして『本当ですか?』と聞き返すのが癖だったり、、

 

こんな風にだれしも会話の中で『ついつい行ってしまう癖のようなセリフ』がありますよね?

 

 

これは実は楽器の演奏でも同じことが言えます。

 

皆それぞれ自分の『気に入ったメロディ』を持っていてどんな曲でもこれをキーを変えて引き出せるようにするんですが、これを楽器を弾く人の間では『手癖』といったりします。これがさっきの会話で言う『口癖』にあたります。

 

口が手になっただけという、なんてわかりやすいんだろう、、笑

 

 

一口には言えませんがアーティストは多くの手癖パターンを持っています。この手癖一つ一つがとても個性的だったり印象的なことが『アーティスト』の一つの定義でもあると思います。

 

 

このイントロもまた、ポールジャクソンJrが弾くギターのパターンにとっても多いフレーズなんですよね。それが乗っけからきてると思わずニヤニヤ笑ってしまいます笑

 

そしてホーンもかなりキビキビしていてかっこいいです。

ベースもバウンドするような疾走感があり僕個人的には『Forget Me Nots』よりもこちらのほうが曲全体的に好みです( ^)o(^ )

 

 

この曲の最も好きな部分はボーカルとコーラスです。サビ部分のボーカルパートおよび2:26~からのコーラスは、何よりも16分音符で唄うリズムがとてもカッコイイです!

 

 

 

最後に。ついでにシェリル・リンのFIX ITという曲を聴いてください。

 

 

これってコード進行とベースライン 、パトリースラッシェンのI Was Tired Of Being Alone

もろパクリじゃないですか?笑

同じすぎるでしょう笑

 

わかります。オマージュですね笑

 

ありがとうございました。

それではおやすみなさい☆