考えるカンガルブログ

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番外編 カンガルー的名曲紹介 ~in兵庫~

こんばんは。

 

 

考えるカンガルーです。

 

 

前回の有馬温泉に続き、今回も兵庫より第三回目の旅行日記です。

 

 

友人と有馬温泉で夜まで過ごし、その夜は以前から友人にリクエストしていた『六甲山から見下ろす神戸の夜景』を見に行きました!

 

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スマホで撮ったのでぜんぜん伝わらないと思うんですが、、、、実際はですね、

 

とっっっっても綺麗でした!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

実はこの六甲山からみる神戸の夜景は数年前からどうしても、見てみたい!と思っていた景色の一つでした。

 

 

その理由は

 

僕が23歳の頃からずっと聞き続けている音楽に

 

 

 

中国の伝統的な楽器『古筝』(コソウ)を使った音楽があるのですが、

 

初めてこの古筝の音色を聴いたとき、その美しさにすぐ魅了されました。

 

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古筝とは

 

 

日本でいう琴なのですが、歴史はもっと古く、

今から2500年も前から存在していた楽器です。

 

 

つまり三国志時代には既に存在していたことになるので、

あの諸葛亮公明が映画『レッドクリフ

中国の三国志ドラマ『三国志three kingdom』

 

などでたびたび琴を弾くシーンがありますが、あれは時代考証としては正しい描写だと思います。

 

 

その当時の古筝は古琴(コキン)と呼ばれていて弦の本数が7~11弦程度だったようですが、現在の主流は古筝という名で21~25弦で演奏するそうです。

 

21弦の古筝と7~11弦で弾く古琴(コキン)を比べると、古琴の方は音が低く、一音一音づつ弾いて厚みのある雰囲気があると思います。

 

倍以上に増えとる!

 

そしてこれが古琴です

 

中国の方が演奏されていて、曲名には臥龍とあります。

 

これは中国のドラマ『三国志演義』のなかで諸葛亮劉備三顧の礼を受け、故郷である臥竜崗(がりょうこう)から去るときに流れる曲で、いわば諸葛亮のテーマソングのような位置づけです。

 

実際にこの曲が諸葛亮のモチーフとされて古くから演奏されているのか、

 

それともドラマ三国志の中で諸葛亮が演奏されたのがきっかけでこれが諸葛亮のテーマソングになったのか、

 

つまりこの曲の起源は

 

歴史が先なのか

 

創作のドラマが先なのか

 

は僕にはわかりませんが、 この古琴で演奏されている素晴らしい曲が諸葛亮のモチーフになって古くから愛されている、という歴史が先である曲だったらいいなと、思っています(^^♪

 

僕の場合は、元々三国志が好きでドラマや映画を来る日も来る日も見漁っていて中国の音楽に自然と触れ合う機会が多かったんです。

 

そして、なんだかこの琴のような楽器がよく出てくるなぁ~と気になっていました。

 

 

そんな時に出会った音楽が、もうひとつの21弦琴

 

 

古筝であります。23歳の頃であります。


なんといえばいいんでしょうね、こういうときいい形容詞が出てこないのが非常に歯がゆいのですが聞いた瞬間本当に心を奪われましたね。

 

高い音から低い音まで実に多彩で美しい響きで

琴だけに心の琴線に触れてくるんですよ、聞いていると涙がポロポロでてしまったほどです。

 

 

 

その古筝で心の琴線に触れるほどあまりにも美しい音楽を奏でていたのが、古筝奏者『伍芳』(ウーファン)さんでした。

 

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伍芳さんは中国出身で、幼いころはバイオリンを弾いていたそうですが古筝を始め最難関といわれる上海だったかな、、

音楽学校を首席で卒業している物凄い実力者です。

そして物凄く美人です!

 

僕も伍芳さんの演奏を一度だけ東京でみましたが、古筝を奏でるその魔法のような手つきと美しさにすっかり魅了され大ファンになりました!

いつかもう一度見たいなぁと、ずーっと思っているわけです。

 

 

そんな伍芳さん、お姉さんがなんと神戸に住んでいたことがきっかけで日本に移住しています。

 

そして現在も日本で公演し活躍されています。

 

そして話がだいぶ元に戻りますが、

僕が六甲山からみる神戸の夜景は数年前からどうしても、見てみたい!

 

と思っていた理由は

 

この伍芳さんの曲、『彩虹橋』という曲がきっかけになっています。

 

この彩虹橋という曲は伍芳さんのアルバム『花様芳華』の一曲目に収録されています。

 

そしてこのアルバムのライナーノーツには、以下のように伍芳さんの気持ちが綴られています。

 

 

以下『花様芳華』より抜粋

 

 

彩虹橋

 

私が姉に勧められて日本に来てから早いもので、もう11年の歳月が過ぎました。

その間、無我夢中で走り続けてきたような気がします。でも、人は誰でも足を止めて、静かに自分の原点に戻ろうとする時があると思います。私もある日、六甲山から神戸の夜景を眺めていて、ふとそんな気持ちになりました。11年間の出来事がまるで走馬灯のように現れては消え、故郷にいる両親や、中国の大地、そして私をいつも優しいまなざしで見守り励ましてくれたー阪神淡路大震災で突然亡くなってしまったー姉に会いたくてたまらない衝動にかられました。その時、とても不思議なことに、夜景の中にあるはずのないものが見えてきました。『一本の虹に彩られた美しい橋』

その橋は、故郷や姉に通じている橋のようでした。そしてその瞬間から、私の中の

幻想の橋は私を支えてくれる貴い橋になりました。いつも私の中には心の橋がある、それに気づいた時にこの曲は生まれました。(解説:ウーファン)

 

 

とあります。

 

このように、ウーファンさんにもとても悲しい出来事があり辛い時期に、この六甲山からみた神戸の夜景を見てとても励まされたその景色を

 

僕も一度みてみたい!

 

 

そう思っていました。

 

 

 

阪神淡路大震災で沢山の犠牲者が出てしまい神戸の町も倒壊し、とても大変な時期だったと思いますが

夜景を見ていて、人間はこんなにも辛いことがあったのに再興したことに驚嘆し、感動しました。

 

同時に、息を吹き返したこの強い神戸の夜景を見ていると『自分』という存在がまだすごくちっぽけで、なにも事を成していない事が恥ずかしくなる想いが湧いてきて涙がぽろぽろ出ました。

そしてこれからの自分の人生、辛いことや嫌なことがあってもめげずに、この神戸の夜景のようにいつも明るく、力強く生きてゆこうと思いました。

 

この場を借りて阪神淡路大震災で亡くなった沢山の方々に改めてご冥福をお祈りします。

 

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そういえば夜景を見ていたらこんな素敵なカフェが脇にあることに気が付きいってみました!

アイス売ってたので食べたかったんですが閉店でした!

次は必ずここでアイスをいただきます!!

 

ラッキーです!これでまた神戸の夜景を見に六甲山を訪れる理由ができました!!

 

 

やったー!

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それではおやすみなさい☆

 

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